診療内容
いぼ
いぼは、医学的にはウイルス性疣贅といい、ヒト乳頭腫ウイルスの感染によって生じます。
その発症部位や形態などによって、いくつかに分けられます。いぼはウイルスですので、もちろんうつります。
自分で勝手にいぼを取るのは厳禁です。必ず医師の診断を受けましょう。
当院では、液体窒素による治療を行っております。
水いぼ(伝染性軟属腫)
柔らかく光沢があるため、一般に「水いぼ」と呼ばれ、子どもがプールなどで感染することがあります。人への感染が心配な場合や、体の他の部位に広がるのを防ぎたい場合、現在の患部の見た目が気になる場合などには、病院で治療を行います。治療の基本は、ウイルスに感染した皮膚の細胞を取り除くことです。
当院では、局所麻酔のテープを使用し、水いぼをピンセットで取り除く、または液体窒素で凍結する治療を行っています。
ニキビ
ニキビは日本人の約90%が経験します。男女の差はありません。ニキビは、毛穴に皮脂が溜まることででき、様々な悪化因子があります。早めに内服や塗り薬で治療をしましょう。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、かゆみの強い皮疹ができ、それが良くなったり悪くなったりを繰り返すことの多い病気です。適切な治療をしっかり行えば、多くの場合、改善が期待できる病気です。
口唇ヘルペス
くちびるやその周りにピリピリ、チクチクするような違和感やかゆみが生じた後、軽い痛みを伴う水ぶくれができる病気です。「単純ヘルペスウイルス」というウイルスに感染することで起こる病気です。症状が出て来たら、できるだけ早く受診しましょう。
とびひ
「とびひ」の正式な名称は「伝染性膿痂疹」といいます。細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。掻きむしった手を介して、水ぶくれがあっという間に広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。
とびひには、原因となる細菌を退治する治療を行います。気になる症状があれば、早めに受診しましょう。